いぬい耳鼻咽喉科|桜井市の耳鼻咽喉科・アレルギー科 めまい・日帰り手術など

鼻づまり

鼻づまりについて

子どもの鼻づまりと健康・発達へのリスク

お子様の鼻がつまると鼻呼吸ができなくなり、口呼吸に頼るようになります。特に睡眠中に鼻が詰まって口呼吸が続くと、乳幼児では嚥下(飲み込み)や哺乳に障害が出ることがあります。さらに成長とともに、神経や精神機能の発達、認知や行動、学業成績に影響を及ぼすほか、顎や顔の成長の異常、肥満につながることも報告されています。
加えて、慢性的な鼻づまりはのどに負担をかけ、風邪をひきやすくなる原因にもなります。鼻づまりの症状が見られたら、なるべくお早めに耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。

鼻づまりについて

鼻づまりと歯並びの深い関係

実は「鼻づまり」と「歯並び」にはお互いに影響し合う関係があります。鼻づまりが続くことで歯並びに悪い影響が出ることがあり、反対に歯並びが悪いと鼻の通りが悪くなることもあります。
特に、鼻づまりが慢性化すると口呼吸が習慣になりやすく、舌の位置が下がってしまいます。その結果、上あごが狭くなり、歯が並ぶスペースが足りなくなって歯並びが乱れることがあります。また、上あごが狭くなることで鼻の通り道(鼻腔)も狭くなり、さらに鼻呼吸がしづらくなる悪循環につながることもあります。
当院では矯正歯科と連携してお子様の鼻づまりの改善を行っており、鼻閉が改善できた子供さんは歯科矯正も良好な結果が出ています。

鼻づまりの原因を診断するために

鼻づまりの原因を正しく見極めるためには、鼻の中を丁寧に観察することが欠かせません。当院では、専用の内視鏡や検査機器を用いて細かくチェックし、その結果をわかりやすくご説明いたします。

  • 鼻中隔弯曲

    鼻中隔とは鼻の左右の穴を隔てている中央の壁のことです。ここが弯曲していると鼻づまりが起こりやすいです。どの程度曲がっているか、空気の通り道が狭くなっていないかを確認します。

  • 鼻粘膜の状態

    色調や腫れの程度を調べます。アレルギーや炎症の有無を判断する大切なポイントです。

  • 鼻汁の性状

    粘り気が強いか、水のようにさらさらしているかを確認します。感染症やアレルギーの種類を推測する材料になります。

  • 鼻汁のたまり方

    副鼻腔にたまっていないか、どの部位にたまっているかを確認します。

  • 後鼻漏の有無

    後鼻漏とは鼻の奥からのどに鼻汁が流れ落ちる症状を言います。その影響で咳や痰が出ていないかもあわせて評価します。

これらを詳しく観察することで、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎など、鼻づまりを引き起こす代表的な病気を診断します。検査結果はできるだけ専門用語を避け、保護者の方にもわかりやすい丁寧なご説明を心がけています。

鼻づまりの原因となる主な疾患

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎には、春や秋の花粉が原因となる「季節性」と、ダニやハウスダストが原因で一年を通して症状が出る「通年性」があります。近年は、この両方に反応を示すお子さんも増えています。
治療では、診察で鼻の中の状態を確認しながら、抗アレルギー薬やステロイド点鼻薬を使って症状をコントロールします。お子さんへのお薬の効果を慎重に見ながら、十分な改善が得られない場合は早めに薬の種類を調整します。
また、スギ花粉やダニに対しては「舌下免疫療法」という根本治療があります。これは原因となる物質を少しずつ体に取り入れ、体質そのものを改善していく治療で、3年以上続ける必要があります。ご家族と相談しながら、適応を丁寧に判断しています。

慢性副鼻腔炎

5歳ごろになると発達してくる「副鼻腔」という空洞に炎症が起こると、副鼻腔炎を発症します。アレルギーが関わる「好酸球性副鼻腔炎」というタイプもあります。
主な症状は、膿のように粘り気のある鼻水、鼻づまり、いびきなどです。炎症を繰り返すと粘膜が変化してしまうため、治療はこの粘膜を健康な状態に戻すことが大切になります。そのために、殺菌作用の穏やかなマクロライド系抗生剤を長期に服用して治療を行います。
15歳を過ぎても症状が強い場合は、内視鏡を用いた鼻・副鼻腔手術が必要になることもあります。

診療時間

9:00~12:00
14:00~16:00 / / 学・検 /
17:00~20:00 / /

●...土曜日午前診は11:30まで
...検査日(要予約) ...手術日(要予約)
学・検...学童外来(新生児~高校生が対象)・検査日(要予約・全年齢が対象)
休診日:水曜午後、土曜午後、日曜日、祝日

〒633-0001 奈良県桜井市三輪47-1

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